リンパ浮腫

 2022.07.05

リンパ浮腫という症状について解説します

私のライフワーク、一番力を入れている仕事です

もちろん、マッサージの仕事も好きなんですが・・・

浮腫の患者さんの体を楽にするだけでなく、悩みを聞いて心も軽くなれるような施術者を日々目指して頑張っています(#^.^#)

リンパ浮腫についてはシリーズ化していきたいと考えているので、今回は記念すべき1回目なのでリンパ浮腫とはそもそもどういう状態かをお話ししようと思います

詳しく説明しているところは難しく感じるかもしれませんが、なるべくわかりやすくします

目次

  1. 血液循環とは
  2. 浮腫とは
  3. むくみの正体

血液循環とは

最初から難しい言葉ですが、血液は動脈を通る血液と、静脈を通る血液があります

動脈を通る血液は酸素と栄養をたくさん含んでいて、動脈を通って体の隅々に酸素と栄養を送り届けています

静脈を通る血液は二酸化炭素といらなくなった老廃物が体のあちこちに散らばっているのでそれを肝臓という臓器に運んで処理してもらっています

静脈はいらない物を運ぶ仕事していますが、静脈は運べないものがあるんです

ここでやっと出てきました、リンパ管です!

静脈で運べない大きい物質や運びきれない量の水分の残りを運んでくれるのがリンパ管です

浮腫とは

簡単に言うと、体内に水分が溜まった状態

原因は様々ですが、静脈、リンパ管、心臓、腎臓、リンパ節の障害の可能性があると想像されます

もちろん、他のことが原因で浮腫になることもあるので、詳しくは病院での検査で原因を探してください

むくみの正体

静脈や心臓の障害だとサラサラの水分の浮腫、リンパ管やリンパ節の障害だとタンパク質(タンパク質は大きいので静脈で流れづらいのでリンパ管を通ることが多いです)を多く含んでいる水分の浮腫となります

触って確認すると指で押してもすぐに押してへこんだところが戻るのが静脈系の障害、押したまま皮膚がへこんだままでいるのはリンパ系が多いです

しっかりとした正しい判断は病院で検査をしないとわからないので、病院の受診をオススメします

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